まずはじめに、ジビエとはフランス語で狩猟(しゅりょう)で捕獲した野生の鳥獣という意味で、そのジビエを食用とし料理にしたものをジビエ料理と言います。
メディアで知ることや実際にジビエ料理を口にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ジビエの品種は多く、その中で手に入れやすいジビエの一つが猪肉です。
では、ジビエで子猪というのは猪肉とどう違うのでしょうか?
*子猪とは?*
生後1年未満の猪を子猪と言い、瓜の様な模様から愛称で瓜坊(うりぼう)と呼ばれることもあります。
猪肉と明記されて販売されている物のほとんどが成長した大人の猪です。
*なぜ大人の猪に比べ子猪は希少品なのか?*
ジビエは野生なので元が希少品ではあるのですが子猪はそれ以上に希少品なのです。
これは猪の生態と捕獲時期も関わってきます。
猪の出産時期は、春の1回と稀に秋にも出産することもあるそうで、1回の出産で2~5頭ほど産みます。
法律で狩猟時期が定められており9月15日~4月15日の間で北海道を除く都道府県では11月15日~2月15日までが狩猟時期になります。
これにより子猪の出産時期と捕獲時期が異なるため子猪は専門店であっても希少品とされています。
*大人の猪と子猪の肉の違い*
脂身や肉質の違いを見てみると、どちらが食べやすいかが判ります。
大人の猪肉 | 子猪 | |
脂身 | 脂身が多いが癖があり調理方法を選ぶ。 | 脂身は少ないが癖が無く調理方法を選ばない。 |
肉質 | 身は赤く弾力がある。 | 身はピンク色で豚肉の様な柔らかさがある。 |
調理方法としては、どちらも煮込んだり焼くといった物が多いのですが、大人の猪肉は硬く煮込むときは圧力鍋等を用いて、焼く場合は薄くスライスする必要があります。
子猪はとても柔らかく調理もしやすいといった特徴や、本来ジビエの苦手とされる臭みも少ないという魅力的がありさらに希少品であることがうかがえます。
*子猪を買いたい*
やはり専門店か通信販売になりますが、販売店によっては大人の猪肉と子猪肉として別で売られていない物もあります。
そういった場合、専門店に直接「子猪のお肉を販売していますか?」と聞いていただけたら対応してくれるお店もあります。
*子猪の価格*
これだけ希少なら値段も倍以上するのでは?と思われますが100gあたり500円位で(※販売店で価格の違いはあります)大人の猪肉との価格の差はほとんど感じません。
なぜならジビエといった癖のある肉の美味さを決めるのは血抜きなどの処理技術によって大きく変わるからです。
お店選びは、安心安全で品質管理のしっかりしたお店を探してみてくださいね。
*まとめ*
本来猪肉は牛や豚肉よりもヘルシーかつ栄養豊富で人気のジビエではありますが、子猪は大人の猪よりも肉質が良く調理しやすく、食べやすいといった魅力が詰まったジビエです。
手に入りにくいといった希少性がまた魅力的に感じます。
食べられる機会があれば是非味わってみたいジビエ料理の一つですね。
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実はお好み焼きよりも人気が出ちゃってるのがジビエなんです・・・
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